ぱんくん’s STUDY 3;夏風邪にご注意を

 ぱんくんといっしょに、病気について勉強しよう!

 

:先生、さいきん風邪の患者さんが増えてきたね。風邪って冬だけじゃなくて、夏も多いの?

:そうですね。夏風邪は、冬の風邪(主の鼻水や咳)とは違って、お腹の症状(下痢や腹痛)や、のどの強い痛み、発熱が出やすいのが特徴です。これは、高温多湿な環境を好むウイルスが原因だからです。

:なるほど、原因のウイルスもちがうんだね。いろいろ種類があるの?

:特に子どもの「三大夏風邪」と呼ばれる代表的なものが3つあります。もちろん、大人もうつるので注意が必要です。

⚠️ 知っておきたい「三大夏風邪」

  1. ヘルパンギーナ

    • 症状: 突然39℃以上の高熱が出て、のどの奥に水疱(水ぶくれ)や潰瘍ができます。

    • 注意点: のどが猛烈に痛むため、水分が摂れず脱水症状になりやすいです。

  2. 手足口病

    • 症状: 口の中だけでなく、手のひら、足の裏、お尻などに米粒大の水疱性発疹が出ます。

    • 注意点: 基本的には軽症で治りますが、稀に髄膜炎や脳炎などの重篤な合併症を起こすことがあります。

  3. 咽頭結膜熱(プール熱)

    • 症状: 4〜5日続く高熱、のどの激しい腫れ、そして目の充血や目脂(めやに)が出ます。

    • 注意点: 感染力が非常に強く、アルコール消毒が効きにくいという非常に厄介な特徴があります。

 

:へえ、そんなにあるんだ!…でも、病院でお薬をもらえばすぐ治るんでしょう?

:夏風邪はウイルス性のものがほとんどですが、これらに効く抗ウイルス薬は存在しません。

:えー。お薬が効かないの。

:なので、対症療法といって、症状をやわらげながら自然に治るのを待ちます。たとえば、熱が高かったら解熱剤を使ったり、咳がひどかったら咳止めをつかったりします。

:たいへんだね。治るまでの間はじっとがまんするしかないのかな。

食事と睡眠がとても大事ですね。特にのどが痛いと水が飲みにくくて、脱水状態になりがちです。がんばってこまめに水分をとることが大切ですよ。

:まわりのひとはどうしたらいいの?マスクはしたほうがいいかな。

:まわりにうつさないために、マスクの着用はとても有効ですね。夏風邪ウイルスの多くは、アルコール消毒だけでは不十分なので、「手洗い、うがい」を徹底しましょう

また、症状が治ったあともしばらくは人に移りやすいので注意が必要です。

 

🤧 夏風邪の注意ポイントと大切なお願い

・こまめな水分補給を!

夏場はとくに汗もかくから、脱水になりやすいよ。風邪をひく前から、こまめに水分をとろうね。

・体調が悪いときは無理をしないで!

枚方市内では、COVID-19(コロナ)の患者さんも出始めています。

まわりの人に移すと大変なので、体調が悪いときは無理をせず、学校やお仕事をお休みして速やかに受診してくださいね。